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アグー豚とは?

アグー豚とは、沖縄県固有のたいへん希少な種類な在来豚です。

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あぐー歴史は約600年前に中国から輸入され、沖縄で独自に育った島豚が「アグー」の起源です。

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時代は変わり、第二次世界大戦の影響によってアグーは激減してしまいました。
戦後は、アメリカの影響が強くなり、大型で成長の早い西洋豚が大量に導入されたことで、豚の改良が盛んに行われるようになり、体が小さく発育の遅いアグー豚は、養豚場から頭数は減ってしまい、西洋品種との交配による雑種化が進みました。

 

一時は絶滅したと言われていた品種ですが、1981年に名護博物館が全県を調査した結果、約30頭のアグー豚が確認されました。
その中から18頭が10年の歳月をかけて戻し交配をし、その結果、従来に近いアグーの復元に成功したのです。

 

・アグーの外見は,西洋の品種と比較して特徴が大きく違います。

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体 : 小型、体調短め
頭 : しゃくれ、眉間にしわが多い
耳 : 平均的な大きさ、立ち気味
毛 : 黒、毛深い、癖毛
背 : 中央で陥没
腹 : 下垂
肢 : 短めで太い
蹄 : 副蹄が接地(珍しい)

 

体型は、他種に比べて小型です。
成豚した西洋品種は200〜300kgですが、成豚アグーの体重は約110kgです。
成長速度も遅く、飼育するには時間をかけても、西洋種の1/3〜1/2程度にしかなりません。
体重が少ない=食べられる部位も少ない、肉量が少ないという欠点があります。
以前は、これらの理由から、アグー離れが進んでしまいました。

 

しかし、アグーの肉質は霜降り肉で脂に甘みと旨みが凝縮されていて、一般流通の多い豚肉に比べて優れた特徴があります。

 

1  霜降り割合:一般肉豚(LWD)に比べて5%と多い。
2  脂肪の融点:38.1度と低く、口の中で脂がとろける。
3  食味試験:肉が柔らかく、脂に甘みや旨みがある。

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生産者独自に研究、品種別との交配をして、優れた肉質を維持した肉量の多い豚の生産も行っています。
養豚者の努力によって、現在もアグー豚が流通するようになっているのです。

 

アグーは豚肉とは思えないほどの霜降り肉で、凝縮された旨味と甘みの豊富さが特徴的なポークです。
また、コラーゲンが豊富で、美容・健康にも良いため、女性からも注目されています。
一頭から取れる肉量が少ないため、年々その価格も高騰しております。

 

県内のアグーは細胞からDNAを採取して、個体識別を行っております。
ICチップで管理して、アグーの証明をしていることからわかるように、大切に扱われています。
もちろん『GB-DOG』では独自ルートで工場から直送で仕入れを行っておりますので、ご安心して極上のソーセージをご賞味ください。

 

アグー豚の歴史


 1385年  琉球王「察度」の使者が明国(中国)より種豚を持ち帰る。
 1392年  ビン人が福建省(中国)から琉球に帰化する際に、豚と養豚技術を導入。
 1904年  農商務省よりバークシャー種が導入され、アグーの改良に利用される。
 1946年  第二次世界大戦により豚が激減し、西洋品種が導入される(アグーは絶滅の危機)。
 1981年  名護博物館がアグーの確認調査を実施し、収集を始める。
 1984年  県立北部農林高等学校において、アグーの戻し交配を開始。
 1993年  戦前に近い形質を備えたアグーの復元。
※諸説あります。